飯嶋ワールド

久しぶりにとっつきにくい本に出会いました。

　　黄金旅風

という題名で、日本が完全鎖国をする直前のお話です。

前置きが長いし、時代背景や、時代に即した単語が分からなくて、途中でほかの本を読もうかと思ったこともあったんだけど

読み終わったとき、

　　この世界にもっといたい

と思われるお話でしたよ。

何しろ、主人公のヘイザエモンの私心のない判断力と先見の明、親友の町火消し・才助の熱さも

　　これぞ「漢」

という感じがします。

途中、読むことに挫折しそうだった時、飛ばし読みにしていた部分もあったので、また最初から読み直すことにしました。

でも、私は知らなかったけど、この作家さんは、ご本人が気骨のある大作家さんのようですね。

この本の続編にあたりそうな本も出ているようなので、暫くは飯嶋ワールドにはまりそうです（*＾～＾*）